総計単位1 

2ちゃんねるの大学生活板でこんなスレがあったので自分も真似してがんばってみようと思いました。テスト近いし・・・
自分はこうでもしないと勉強しない弱い人間なんで。
というわけでさっそく最もテストが近くてやばそうな「イメージ分析論」を授業で配られたプリントのキーワードを元にせっせと検索しまくりました。以下まとめます。

 本日の単位
・イメージ分析論 1

【イメージ分析論】

 ■絵画における「短縮法」

   ・短縮法とは?
 奥行を短縮して描くことで遠近感を出す表現方法。遠透視図法による遠近法をさらに進め、人体の量感を際立たせるために用いられる。『遠近法』の大家であったピエロ・デッラ・フランチェスカ Piero della Francesca (1420?-92)に師事したと推定されているメロッツォによって開発され、空間表現に新たな境地を開いたとされる。

   ・アンドレア・マンテーニャ「死せるキリスト」 ルネサンスの美術(イタリア)
 北イタリアのパドヴァで育ったアンドレア・マンテーニャ(1431〜1506)は、
精神の激情を悲壮かつ苛烈な表現で描き上げた特異な画家であり、その態度はむしろ17世紀のバロック芸術に通じるものがある。十字架から降ろされ、大理石の台に横たえられたキリストを、足の方から見た極端な短縮法で描いた本作品においても、奇抜な構図や、キリストの死を嘆く聖母マリア福音書記者ヨハネの悲痛に歪んだ表情などに、マンテーニャの独自性がいかんなく発揮されている。厳密な短縮法からすれば、キリストの頭部は実際よりも大きく足の裏は小さく描かれているが、これは画面のバランスを優先したための結果と考える説と信仰心の表れの結果と考える説がある。
  マンテーニャの他の絵
   ・おまけ
    ピエタについてはこちら
    造形用語のまとめ

・部室から拝借してきたDVDフルメタルジャケットようやく見た。ネットで検索したこの映画の感想に「前半部分をフルメタルジャケット(完全鉄鋼被覆弾)の製造過程、後半をその消費過程としてみることが出来る。」というようなことが書かれていてなんかものすごい納得してしまった。最初の30分に渡る過酷な訓練シーンはある意味滑稽な域に達してて爆笑したが後半ジョーカーやカウボーイといった人間だったはずの彼らが「消費」し「消費」されていく様は悪い冗談のよう。ものすごい冷徹の皮肉の利いた視点が単純な反戦プロパガンダに陥りがちなベトナム戦争という題材を扱った他の映画と一線を画しているのではないか。
あとラストのミッキーマウスマーチを唄いながら行進する兵士たちのシーンには薄ら寒い笑いが漏れた。

メローイエロー

・噂にしか聞いたことなかったメローイエローっていう炭酸飲料がこのたびセブンイレブンで復刻したということなのでさっそく飲んでみた。
それで飲んでみた感想なんですが・・・普通のサイダーとどこが違うんだこれ?

 最近読んだ本

・また本ネタ。最近またオタ系の分析本読み出した。
大塚英志オタクの精神史〜1980年代論〜って本を読んだ。
天皇論、ニューアカ、新人類、フェミニズム宮崎勤、都市伝説と近年の氏の評論活動の総括的な本で、詳しく論を展開するというより大塚英志の思想の概観を攫えるような内容だった。でも、新人類関連の記述は今読んでる、宮台真司サブカルチャー神話解体っつー本の理解にだいぶ役立っている。というか自分を含めてネットやその周辺に見られる一部の人たちの行動が新人類的な記号性の戯れの出来の悪い模倣でしかないように思えてきた…。
あと、ササキバラゴウ<美少女>の現代史という本も読んだけどあまり面白く感じなかった。これなら斉藤環戦闘美少女の精神分析のほうがよっぽど刺激的な論考をしているような気がする。